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BEHIND THE DESIGN

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2022.12.30

アフォーダンスって踊りじゃないよ

あなたが扉を開けたその行動は、扉から与えられたものかもしれません。

アフォーダンスという言葉をご存じでしょうか。環境が動物(人も含む)に対して与える「意味」のことです。なんじゃそりゃ?って感じかもしれませんが、動物がある行動をとる時、それは環境から与えられた情報からの反応としての行動だ、という考えです。
と、ここまで知ったかぶって述べていますが、なんせ自分が学生の時、授業で習ったことなので、改めてググりながら書いております。そこまで大きく間違ってはいないと思いますので、多少の間違いは目をつぶっていただけますと幸いです。


話を戻しますが、このアフォーダンス理論はアメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンが1950 年代後半に提唱したものです。なぜ、ここでこんな話をするかと言いますと、デザインと深く関係しているからです。学生当時の自分にとって、この理論が非常に興味深く面白かったので、デザインを生業とするようになってからも、ことある毎にこのアフォーダンスという言葉が頭をよぎっていました。


例えば、ドアの扉についているハンドル。フラットな金属の板がついていれば「押す」、縦にコの字のバーが付いていれば「引く」、というように、視覚情報が扉を押すか引くかの行動をもたらしています。特にこのような「視覚のアフォーダンス」は、後に「シグニフィア」という名称がつけられました。プロダクトデザインにおいては、このシグニフィアが重要になります。形状そのものが、使い手の行動をコントロールできれば、そこに文字やアイコンなど不要にあなるわけですから、よりスマートな解決方法となるわけです。


さらに、このアフォーダンスはAI(人工知能)の開発においても議論されています。AI は今後、自由意志を手に入れることができるかという点です。映画ターミネーターのようにコンピュータが自我に目覚めるかどうかは、研究者の中でも意見が分かれるところです。現在のAI は事前に人間が与えた情報をもとにアルゴリズムを組んで、その処理をしているだけなので、意思がある様に振る舞うことはできても、真の人工知能とは言えません。あくまで意思がある様に見えている、ということです。2021 年には、真の人工知能を生むためには、アフォーダンスが必要だという論文が発表されています。


一方で、人間にもそもそも自由意志なんて存在しないという説もあるわけで、この辺を深掘りしていくと沼にハマりそうです。ちょっと話が拡散してしまったので今回はこの辺で。(マ)

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はじめまして、アエテです。

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"aete" is a word that expresses a strong intention.All choices are based on reasons, and this reality is especially evident in design.However, there are some barriers that can't be overcome with this fact alone.So we must dare to aete.If you choose to "aete", you can jump forward over the barriers you currently face.aete is power.aete is progress.aete is courage.Design requires strong intentions."aete," that is our origin.

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